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生きてるだけでありがたい

この度の東日本大地震で犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。



被災地には学生時代の友人もおりますが、無事との連絡もつきました。
TVでご主人と娘さんに再会できた女性は、「生きててくれただけで、ありがたい」
とコメントされていました。
生きてることのありがたさを再確認しました(>_<)


地震が起きる少し前、私はビルの6Fの教室で一人。
そろそろ午後のお茶にしましょうと、チーズケーキとコーヒーを用意してました。
コーヒーがドリップするのを待っていたら、地震が始まりました。
いつものようにとりあえず、ガラスがたくさん飾ってある籐でできた棚をおさえに・・・
すぐにやむだろうとタカをくくってました。
ところがなかなか揺れがおさまりません((+_+))
むしろだんだん激しくなる感じ。

これはやばい!ついにその時が来たか・・・
棚を抑えつつ、脚付きのワイングラスやなんかをテーブルに寝かせる。
もうひとつの扉付の飾り棚は扉が開いてしまい、中からガラスが飛び出す~

家具が倒れてきたら、ここはガラスの海だわ~
こんなことしてる自分がばかみたいに思えた。
自分の身を守らなくていいのか?
所詮、ものは壊れる。
でもガラス達が粉々になった時の後片付けの大変なこととかを無意識に考えているのか、
ずっと、棚を抑えてることしかできませんでした。

結局、ガラスものは2点割れ、お気に入りのラリックの花瓶も犠牲になりました(T_T)
でも抑えていた棚にあった見本のガラスは地震対策にシリコンシートを貼っていたので、奇跡的に無事でした。

冷蔵庫の上にあったオーブンはなんと8cmも移動してました。


母とも連絡がついたのですが、急いで自宅に帰ると、停電。水道も出ませんでした。
トイレは流せないので、インド式に!
拭いた紙はビニール袋へ。
ガスは使えたので、その夜はキャンドルを灯して食事を取り、早めに就寝しました。

翌日には復旧しましたが、節電のためにエアコンや洗濯機、電気ポットのコンセントも抜きました。
個人でできることはこれくらいしかできないのに、街中の看板の電気がついているのが気になります。


被災地で家を失っても「泣いてなんかいられない!」と明るく炊き出しをしているおばちゃん。
お子さんをかかえてるお母さんが「私は十分です。ほかの方達を助けてあげてください」という気持ち。

外国から駆けつけてくださる救援隊。
海外の日本大使館に献花を捧げてくれる人達。

生きてることへの感謝。
他の人々への思いやり、助け合い。

国境とか人種とかを超えて、日本が世界をひとつにするのかもしれません。



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